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8月1日、牛窓北小学校の谷原校長さまからの依頼で、「おふくさま」についての講演会を“ピュアリティーまきび”でさせていただきました。ところが、講演の途中でわたくしが体調を崩しまして話が途中で終わってしまい、皆さまに大変ご迷惑をおかけした次第です。担当の方の機転で大事にいたらず感謝いたしております。 私としましても、申し訳ないのはもちろんですが残念でした。8月某日、お詫びかたがた牛窓北小学校をお訪ねいたしました。この訪問で、あまりに素敵な学校と環境はもちろんですが、谷原校長のお人柄に触れて感動いたしましたので、ここで紹介させていただきます。 牛窓北小学校は岡山県瀬戸内市牛窓町の北部に位置し、錦海湾を望む畑作のさかんな農業地域にあります。明治5年に開校し、明治8年に山田方谷先生が詩経のなかの“日就月将”を引用して「就将学校」と命名されたそうです。「就将」とは“日進月歩”の意味だそうです.方谷先生直筆の額があり、初代校長からの写真が飾ってあり、身が引き締まる思いでした。牛窓北小学校のモットーである“就将の心を温(たず)ねる”を引き継ぎながら、子供たちに新しい息吹を注ぎたいと、日夜アンテナを張りめぐらせて頑張っていらっしゃる方が谷原校長です。「いろんな経験をさせ自信を持たせ、卒業しても本校の生徒であることを誇りに故郷を愛し、日本人として世界に羽ばたいてほしい」と熱く語られる先生は大変魅力的な女性です。 いろんな問題を抱える教育界ですが、こんな素敵な先生がいらっしゃる限り大丈夫だなと思いました。昨今は合併で古い学校が無くなっておりますが、大変残念です。このような学校こそが、今、子供たちに必要なのではないでしょうか? 「おふくさま」の講演については後日に譲るとして、今回おふくさまが谷原先生を私に紹介してくださったのだと思います。おふくさまは岡山の女性の中に脈々と生きていらっしゃるように思います。谷原先生のご活躍を心よりお祈りいたします。 もう一人の女性をご紹介いたします。寒風陶芸会館の館長さんの小田さんです。岡山のご出身、東京でお仕事をなさっていらしたようですが、「備前焼の里は知っていたが“寒風”須恵器の里を知らなかったのが悔しい」と一大決心で岡山に戻り、このお仕事を引き受けられたとのこと。地理的には北小学校の近くですが、山の中ということもあり少し見つけにくいのですが、とても素敵なところです。備前焼のルーツでもある須恵器が作られていたところです。「時実黙水氏が収集、確認調査した須恵器の出土品を中心に展示、広いスペースで土ひねりができます。夏はクワガタ、カブトムシ、6月は蛍、春は桜、秋は紅葉、丘を登れば出土している須恵器を手に取ることもでき、親子で楽しんで頂けるところです」と小田館長は目を輝かせていらっしゃいました。「これからいろんなことを計画したい」と夢を語られる館長も素敵な岡山の女性です。寒風陶芸会館(0869-34-5680) 今回は講演会ではなく牛窓への旅となりました。思いがけない小旅行で「おふくさま」とは関係ないと思っておりましたが、お二人の女性にお目にかかり、“芯がありそして優しい”現代の“おふくさまに”に出会うことができましたことを感謝しつつ、ご報告させていただきました。 (おふくの会会長 杉山)
by o-fuku
| 2012-08-29 21:16
| ゆかりの地を訪ねて
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